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吹田市交響楽団 サマーコンサート2013

夏休み最後の日曜日恒例のお楽しみ戻る


日時:2013年8月25日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:吹田市文化会館メイシアター・大ホール

曲目:<第1部>
    アルバート・ケテルビー/ペルシャの市場にて -*
    ドヴォルザーク/スラヴ舞曲集 第1集より第8番 -*
    ブラームス/ハンガリー舞曲集より第5番 -*
    マルケス/ダンソン第2番 -*
    チャイコフスキー/序曲「1812年」-*
   <第2部>
    素人指揮者コーナー
   <第3部>
    伊福部昭/交響譚詩

(アンコール)小関裕而(米山 信編曲)/阪神タイガース球団歌(六甲おろし)

指揮:米山 信、新谷 武 -*


今年も夏休み最後の日曜日、吹響のサマーコンサートを楽しみました。 なかでもケテルビーの「ペルシャの市場」、クラシック音楽を聴き始めた頃より好きな曲ですが、実演では始めて。 オケの男性メンバーが歌う合唱が入り、コスチュームに身を包んだ人物がステージを横切ったりもして、なかなかに情感のある演奏でした。 昨年の青少年のための管弦楽入門と同じく、有名ですけれど実演ではなかなか接することのできない曲が聴けるのが嬉しいですね。
またメキシコの作曲家マルケスのダンソン第2番。 1994年作曲の初めて聴く曲でしたが、ラテンの熱い血を彷彿とさせるリズムカルで魅力的な音楽でした。 新谷さんの粘着質の棒もよく演奏に似合っていたのではないでしょうか。 これも収穫でした。
チャイコフスキーの1812年では、増員させたブラスメンバー13名を舞台袖に配置してゴージャスな響きでのフィナーレを形成して奮闘。 ただし2階席だったので舞台袖からの立体感はイマイチといった感じでしたけれども・・・
なお増員ブラスメンバーも参加してのアンコール曲「六甲おろし」では、舞台袖のトランペット君の奮闘ぶりがちゃんと立体的に聴こえてきて、なかなかにカッコ良かったですよ。
指揮者コーナーも例年どおり米山さんの独壇場、トークで楽しませていただきました。
締めの伊福部昭の交響譚詩。 米山さんらしい省エネ指揮スタイルでさくさくっと進めた感じ。 新谷さんなら、土俗的なエネルギーを全開であったろうな、と思いつつ見晴らしいのいい感じの演奏を楽しみました。
午前中、大阪は豪雨となって警報も出て、梅田は浸水騒ぎもありましたので、いつもよりも少な目のお客さんだったのが残念でしたけれども、楽しませてもらいました。 皆さんお疲れさまでした。


以下、未稿