声 楽 曲 ・ オ ペ ラ |
作曲家 |
曲目 |
演奏者 |
番号 |
出谷さんのコメント |
ヘンデル |
メサイヤ |
ジェスキント指揮ロンドン・フィル |
MS1122〜4 |
原典に忠実な |
ビーチャム指揮ロイヤル・フィル |
RGC1058〜60 |
グーセンスが近代管弦楽に編曲し、演奏の魅力では断然ビーチャムが優れている |
モーツァルト |
レクイエム |
リヒター指揮ミュヘン・バッハ管 |
GT1070 |
やや劇的で角張った表現だが折り目正しい |
ベートヴェン |
ミサ・ソレムニス |
ベーム指揮ベルリン・フィル |
MH5019〜20 |
重厚でかつ線の太い名解釈 |
シューベルト |
冬の旅 |
スゼー(Br),ボールドウィン(P) |
FG92 |
やや明る過ぎるのは事実だが、技巧の限りをつくしてシューベルトの歌の世界を見事に描き出したスゼーの音楽性に頭が下がる |
ベルリオーズ |
レクイエム |
ミュンシュ指揮ボストン響 |
RGC1097〜8 |
気宇雄大名演奏、ミュンシュ自身の再録音を除くと未だに最高の演奏 |
ブラームス |
マゲローネのロマンス |
フィッシャー=ディースカウ(Br),デームス(P) |
MH5028〜9 |
ディースカウが朗読も兼ねて貴重 |
ドイツ・レクイエム |
メンゲルベルク指揮コンセルトヘボウ管 |
FCM32-3 |
古い録音だが合唱の素晴らしさで断然きかせる |
グリンカ歌曲集 |
ドルリアーク(S),リヒテル(p) |
MK1014 |
リヒテル夫人、リヒテルの絶妙な伴奏とともに唯一のまとまったLP |
フォーレ歌曲集 |
ラモーヌ(Br),メイヤール=ヴェルジェ(P) |
RE1017,1519 |
陶酔的な名唱、かくれたる名盤 |
フォーレ |
クレイエム |
クリュイタンス指揮サントゥスタシェ管 |
EAB5014 |
ステレオの新盤を上回る気品の高さ |
ヴェルディ |
椿姫 |
モッフォ(S),タッカー(T),
プレヴィターリ指揮ローマ歌劇場管 |
RGC1078〜80 |
細かな点では何かと文句をつける余地も残されているが、何よりも名作オペラ全曲を一流キャストで格安に味わえるメリットの方が高く評価されるべき。演奏録音は水準以上だが対訳がない。 |
プッチーニ |
トスカ |
ミラノフ(S),ビョルリンク(T),
ラインスドルフ指揮ローマ歌劇場管 |
RGC1036〜7 |
モーツァルト |
魔笛 |
ヘフリガー(T),シュターダー(S),ディースカウ(Br),
フリッチャイ指揮ベルリン放送響 |
MH5022〜4 |
歌とセリフをダブル・キャストで録音したユニークなレコードで、芝居としてのオペラではもっとも優れた効果を出している |
R.シュトラウス |
バラの騎士 |
ウルズレアク(S),ウェーバー(Bs),
C.クラウス指揮ミュンヘン国立歌劇場管 |
HR1051〜4 |
19世紀的なロマンをいっぱいにたたえた歴史的な録音として貴重 |
ビゼー |
「カルメン」ハイライト |
ロス・アンヘレス(S),ゲッダ(T),
ビーチャム指揮フランス国立放送管 |
AA5100 |
ロス・アンヘレスをタイトル・ロールにした、おっとりとした品の良さで、すこぶるチャーミング |